志のもろさは・・何処から来る?

一件落着

2011年06月25日 23:53

こんばんは。

やはり、22日の夏至の日より患者さんの傾向に変化がでています。
結論から書きますと「外からも環境等の影響をまともに受けています」。

大きく原因をみてみますと3つが圧倒的です。
  1.同僚との関係。
  2.過重な仕事や勉強。
  3.気象の影響です。
今年全体は、七赤金星で秋風が入り、
本当は「良い事と良くない事の判別がきちんとつく年です」。

しかし、上記の3つの理由で相当に気力の落ちている人は、
その判断する能力が落ちますので、これは大変です。
何時もさつばつとした言動に周りは困惑し疲れ果てていますね。

この「良い事と良くない事の判別が出来る人」は、
肺の元気が旺盛で肌の色つやもとても良いです。

しかし中には「良い事と良くない事の判別が出来るが・・・」
実行に移せない人もいます。
当然大きな内容でしたら直ぐには無理も有るとは思います。

実行に移せない・時流に流されている人。。。
簡単に申しますと「志」が弱いと言う事になります。

東洋医学では、この「志」と言うのは「腎臓の元気」とみます。
足腰・関節・歯などが丈夫な人は「腎臓の元気」は旺盛です。

特に便秘より下痢気味の人に多いですね。

この「志」の根本である「腎臓」というのは、
体のなかでは「作強の官・さっきょうのかん」と言う
重要な役目をもっています。

つまり「仕事をする能力」「創造力」「根気」「記憶力」
この様な中心的働きをしています。

ですから、足腰丈夫でお腹の丈夫な人は良い仕事が出来るのです。
私たちの鍼も実は「腰でする」ともいいます。

どの職種もそうですが、腰がすわっているからこそ、
下腹(丹田)に力満ちて充実した仕事ができます。

この志が弱いという事は、違った表現をしますと
「ガンコ」と言う現象ででてきます。

人の潜在意識の世界は非常に保守的なのです。
表面では「よしやろう」と思っても、
体が弱り、腎臓の元気が衰えると「志」が弱り、
現状から抜け出せなく成るのです。
それの方が潜在意識では楽だからです。

今のセラピーの世界では「メンタルブロック」に繋がります。
この潜在意識のレベルから、
「心のブレーキの外し方」と題して、
人気作家・セラピストの石井裕之さんの本は、
今もベストラーですね。
中には非常に興味深いのもありますよ。
「なぜ感情ややる気は長続きしないのか?」
「過去も未来も変える力」etc・・・・

禁煙・ダイエット・勉強・仕事・志など続かない人は是非お勧めです。
以下です。
「心のブレーキ」の外し方~仕事とプライベートに効く7つの心理セラピー~

これは、心からのアプローチです。
心は体があって始めて備わり動く物ですから、
先ずは、健康管理が出来ないと無理かな??

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