今年は「お灸」・・・しかない!
だんだんと、寒くなってきましたね。
動物たちも冬のじゅんびに入っているのでしょうね、
連日全国のニュースでは「イノシシ」が出たとか、
クマがでたなど多いようです。
今年の場合は、寒い冬の準備のためにでて来ているというよりは
多分、山では秋に取れる山野菜などが出来ていないのでしょう。
今年の秋冬は全体に暖かの傾向になりますし、
また夏も蒸していましたので食料全体から見ると少ないのです。
そういう点では、暖かい冬は一見よさそうなのですが、
実は良くないのです。
夏は暑く、冬は寒いのが健康には良いのです。
当然、夏が暑いのが良いと言っても限度があります。
熱中症にまでなる様では行き過ぎです。
冬も寒いのは良いですが全て凍り付いて死んでしまうのは困ります。
これから11月8日から「立冬・りっとう」で冬になっていきます。
暖かい冬というのは非常に体力が消耗します。
本来ですと冬は寒くて体の中へ体力を温存して、
来年をまちます。
しかし暖かいと体温が上がり血のめぐりが良く成りすぎて
温存するどころか、反って使い始めてしまうのです。
ためるときに溜めないで使ってしまう事になります。
その様な影響をまともに受けた方が、
来春に成って風邪やインフルエンザにかかりやすくなります。
その点から、来春は風邪やインフルエンザが流行しますね。
それも強烈な寒気が来て高熱のパターンです。
これを避けるには、とにかくこれから体力の消耗を防ぎましょう。
一番は睡眠、二番は深酒、三番は房事過度です。
それでも補えない人もいます。
その人は「お灸」しかないですね。
もっとも良い方法です。
実は鍼というのは「体の中から体力を補い、体の外へ向かって元気がでます」、
お灸というのは「体の外から疲労を取り、体の内へ向かって元気がでます」。
ですから、運気論の治療では内からも外からも疲労を取り元気を入れています。
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