こんばんは。
今日から、一年では大きな季節の変わり目、
「春分・しゅんぶん」です。
この春分は、一日で言いますと日の出の時間です。
目をさまし布団の中からでてのびのびとしているときです。
目覚めた時ですから、体も心もスッキリして「今日も元気にいくぞ・・」
と言うのが元気な人です。
日々疲れが残り、今日はとてもつらいと言う人は、
昨日までの疲労が解消されていない証拠です。
これから春の気合いが外へ向かって形として現れてきます。
大地から草木の新芽が表にでて元気に生長にはいるときです。
いままで温めていた事やなど、行動に移すには格好の時期になります。
この、春のチャンスを生かす為に、前々回「春の志」のあり方をご紹介しました。
これに添えばきっと良い方に伸びるのでしょうね。
春の志の最初に「生んでも殺すことが無くすべてを生かす」と
書きました。春というのはとてものびのびとして柔和で穏やかなのが正常なのです。
太陽も高くなってきますので、そのために神経も血液の流れも活発になってきます。
心穏やかで、体に元気が旺盛な人はとても明るく笑顔がとても良いのですが
体に疲れがあったり、志が不十分ですと逆に神経は高ぶり
「怒る」という感情に変化してきます。
この「怒る」という感情がでてきた時がくせ者。。。
「生んでも殺すことが無くすべてを生かす」これが上手く行かなく成るのです。
つまり、自分の気に入らない者や事柄えを否定し、
酷いときはつぶしてしまう。。。
自分が思うように行かないとイライラ・・・
生んでも殺すことが無くすべてを生かすとは、
良否を決めずこれから来る将来に向けて否定せず
育てて行く姿勢が大切ということなのです。
ですから、否定的なことを聞いたり、言ったり。行動したりはダメなのです。
当然、良くない事もあります。。
そんなときには、プラス面も探して伸ばしてあげる工夫が必要なのです。
ですから、最近はテレビ・ラジオ・雑誌など
評論家が鬼の首でも取ったかの様に「悪いところ探し」。。
これは特に2月の立春以降は不快に感じる人も多いはず。
それは春の気象に反しているからです。
そういう人は春の元気の基である肝臓や胆のうの調子が
どうしてくづれますので、眼の調子や頸のこり、
神経痛などでやすくなります。
否定的な気持ちがおきたら、先ず落ち着いて良い方向に伸ばす方に
心を動かしましょう。
そうすることで、実は夏(5~7月)がとても楽な体になっていきます。
夏に毎年、体調を崩す方は特に注意ですよ。
軽い運動からはじめて、身も心もリラックスさせましょう。
そうすれば春も元気に過ごせますよ。