なぜ、いつも目標は達成できずに、時が流れてしまうのか?

一件落着

2013年08月01日 22:27

こんばんは。

最近は、古い本を整理しているつもりが、
じつは、しっかりと読みかえしにはまっています。

読んでいると、最近はやっている本と同じことが書かれている。
と言うよりは内容がもっと深い、そして納得できるのです。

最近の風潮として、潜在意識がどうの、成功法則・・・
さらには特徴として、真の自分探しや、自分の魂のかがきが・・・とか、

何か解釈がちがう??と思うような事がめんめんと説き
セミナーなど多くみられますね。

でもどれを取っても、しっくり来ない?
これは私だけ?

そのときは、理解できてテンションも上がりますが、
やはり違う。。。。

それは、どうしてかと視ていますと、
やはり西洋スタイルの成功哲学がじゃまをしていますね。

ですから、どうしても純粋な人にはなじめないのです。
物質的獲得のためだけに結局つかっている感じ。

精神性の高い日本人には、最近の内容はどうしてもなじめないのです。

すべてポシティブに、プラス思考でないとだめ、
前向きに、マインドセット・・・・

内容はわかるが実行は、たいていの人は無理。
だって、現実があります。内面には本当の自分がいます。
それを覆い隠すような内容ばかり。
言っていることは確かに正しい。。。。でもね。

そんな中で、本棚にあった素晴らしい本。
読みふけって
「うんうん、なるほど」と。
現在ちまたで流行っている内容も
更に・真に理解できる本を紹介します。

松原 泰道(まつばら たいどう、
明治40年11月23日 -平成21年7月29日)101歳で逝去。
人生を癒す百歳の禅語

日本の臨済宗の僧侶。。
1972年出版の「般若心経入門」(祥伝社刊)は記録的ベストセラーとなり、第一次仏教書ブームのきっかけを作った。1989年仏教伝道文化賞受賞。1999年禅文化賞受賞。宗派を超えた仏教者の集い「南無の会」前会長。その著書は百冊を超える。

2009年、肺炎のため101歳で死去。

この方は、たぶん何方でも知っている方でしょう。
ぜひどの分野の方も読まれた方が良い本です。

悩みに対するとらえ方、
煩悩や欲望は消すことはできないが、コントールすることはできる。

こんな感じです。最近のはマイナス思考は消し、
すべてポシティブ思考でなどと、意味はわかるが
いざ実行となると、現実的でないですよね。

けっきょく表だけは、できるが自分の内面では、
相当の無理があります。

しかし、そんな所を見事に解決していれているのが、
この本でした。

この本は、100歳の時に書かれています。
それが出た時が平成20年。。
わたしは直ぐ買いました。

でも当時おもった事は、
「やっぱり100歳、正直何かしりめつれつ?」
という感じでした。

しかし、いま改めて読んでみますと、
深い・そして解りやすい・みごとに人生の悩みに疑問に答えている。

すばらしい。。日本の文化の根底をといていますね。

この本を読むと、失礼ですが他のお坊さんの本が
軽くみえてきます。

人生経験の重さを感じた一冊でした。

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