運気と縁と宇宙におまかせの健康術

[ 東洋医学の話 ]
前回の思い悩む人ってどんな生まれの人？？というご質問を受けました。
これを書き忘れましたね。

二黒土星・五黄土星・八白土星の方が多く成りやすいでしょうね。
いわゆる土星の方です。しかしこの三者にも特徴があります。

二黒土星の方は、安泰や自分の事など内面的な悩みが出やすい傾向にあります。

五黄土星の方は・・・、

中央を意味していますので、人間関係が多いと思います。
八白土星のは、今までのことと、これからからどうしようかと言う新旧の変わり方や、継続や相続といった内容を含んでいます。
八白土星のは、中間ががなく良いか悪いか、好きか嫌いかと言う両極端ですので、中途半端な人への不信感などで悩む事が多くなります。
何を隠そう私も八白土星なんですよ。

古い古典医学を受け継ぎ、その上に新しい運氣論治療の完成を目指しています。知らず知らずの内にそうなっていましたね。

この十干とか十二支とか九星というのは、現在では占いの世界の方はよく使われていますが、本来は人間の体質やそれから生まれる行動や性格を意味した中国の哲学あるいは天文学用語であり、当然医学用語なんです。
これが東洋医学は心身両面や環境までも病気の原因として扱う理由なんですよ。全体をみる、それが東洋医学なんです。

十干は五臓六腑を指し、それは心の寛大さと性質を現し、
十二支は経絡（けいらく）と言って気の流れるルートを意味して体を栄養しています、そこから行動や社会性、理性という事をみていきます。

九星は、人の体と精神のバランスをみます。
その最も入り口は感情なんです。いま邪気にお話しをしていますが、
七つの感情です。この感情が基になって人は智恵や理性を働かせ、思いやりや計画性に結びつけていきます。東洋医学では三焦論と言い食べ物の好き嫌いや栄養状態をみていきます。

ですから、その人の行動や考え方あるいは感情面から、体の何処が弱いか、あるいは機能が高まってバランスを崩しているのか大まかに診察して治療に結びつけていきます。

みなさん生まれた年に必ず十干・十二支・九星が配当されています。
興味の有る方は「高島暦」などに生まれ年の性質が書かれています。

これらは先天的な体質を意味していますし、慢性病の方はこの先天的な体質まで考慮しなければ中々治らないですね。

色々の治療を受けて中々治れないでいる方は、このような診断の仕方もあるのです。
これは、昔のお医者さんはすべて考慮していました。
医者が「脈を取る」という言葉を聞いたことが有ると思いますが、
この脈の中に十干・十二支・九星の状態を確認することができるのです。

昔の方の智恵はすばらしい・・・・・・・。

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