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2006年08月07日

【甲・きのえ】の年生まれの人。 [ 東洋医学の話 ]

【甲・きのえ】の年生まれの人。

この方の生まれ持った先天的な内蔵の気は「胆のう」にあります。
この対象の方を上げてみますと、
大正13年生まれの人、
昭和09年生まれの人、
  19年生まれの人、
  29年生まれの人、
  39年生まれの人、
  49年生まれの人、
  59年生まれの人
平成06年生まれの人、
  16年生まれの人となります。

十干というぐらいですから10年事に対象となる方がいます。
前回書きましたように、2月3日までに生まれた方は前の年の十干に成りますので此処には当てはまりません。

この年生まれの体質は、胆のうの気が充実した体質に生まれています。
ですから胆のうは非常に丈夫です。

しかし不養生や軽い病気でも長引かすと
この胆のうから弱り始めますので、この胆のうの気を充分に強化しなければ
決して病気は治りません。

この胆のうは東洋医学では「中正の官・ちゅうせいのかん」と言って、
体や心そして各内臓などのバランスを調整し、
積極的に働きを進めるという大切な働きをしています。
体の中の中心的な役割をはたしています。
当然狭い意味では現代医学の胆のうの働きも含まれます。

ですからこの年生まれの人は胆のうの働きが旺盛で心身や各部分のバランスと働きが非常に整っています。

しかし此が弱ると、近年は色々の原因で心の病に苦しむ人等が多くいます。
心と体のバランスが崩れた人です。
これは胆のうの気が大きく作用しています。

又、心や体は問題無いのに考え方、つまり思考が歪んでいる人もいます。
これもやはり胆のうの気のバランスが崩れている人です。

この胆のうは、春の気と同様の性質をもっています。
新しい物を芽吹かす作用があります。
そして積極的に行動する作用があります。
ですから胆のうの気が弱ると積極性に欠けるよう成ったり、
イライラ怒りっぽくなったり、不安感が出たりします。
筋肉も弱ります。

そして何と言っても思いやりが無くなってきます。
これが特徴ですね。

このように東洋医学は、胆のうだけを見るのではなく、
全てが繋がり関連して1つの体として働いていると考えます。

甲年うまれの人が来たときは、必ず以上の点に注意しながら
診断と治療をしていきます。

ですから症状だけでは全く解決できない時代が来ました。
もって生まれた体質から診察し、
     「その人に合った」
     「その人だけの治療」をしなければ行けない時代となりました。

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Posted by 一件落着 at 20:11│Comments(0)[ 東洋医学の話 ]
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