2011年02月06日
日本人は“和"を大切にします・・・
ちょっと雑学。
お茶の世界では、基本的な姿勢となっている言葉に、
【和敬清寂・わけいせいじゃく】と言う言葉があります。
この言葉は【一期一会・いちごいえ】と並ぶことばです。
【和敬清寂・わけいせいじゃく】は日本茶道の祖とも言われる
千利休の言葉です。
古来中国には【茶経・ちゃけい】と言う茶道の本がありました。
それに禅の思想を取り入れて完成させたのが、
【和敬清寂・わけいせいじゃく】です。日本茶道の原点となり、
そこから茶道の各流派が枝分かれていったのです。
●和
和気あいあい、仲むつまじいということを超えて肝胆相い照らす調和、
●敬
敬礼とも言い、たがいに敬びあう。
●清
汚れなき清らかさ、清楚さ。
●寂
静寂、閉寂、しずか、さび。
この様に基本的な意味があるのですが、
和敬は、主人とお客が和気あいあいと和むことです。
清寂は周りの環境をも心静か整え受けれる事を述べています。
自分の心を、周りの状況をも静寂の境地に至ることこそ、
自然界と調和した素晴らしい境地というのがこれです。
この様な状況ですとすべて上手く行くのでしょう。
ここで一番大切なのが、最初の【和】なのです。
調和が生まれるから、【尊敬】が生まれます。
尊敬が生まれるから、【静】が生まれます。
静が生まれるから、【寂】が生まれるのです。
先ずは和が保たれるから、相手や周り自然に対する尊敬が生まれ、
そして心静かな状況ができ、居心地良い生活が営めるのです。
これは医学書の中に、この順序が書かれていました。
ですから、いきなり和の保てない人が静寂の域に達するのは無理なのでしょうね。
もしそうだと思っている人が居れば、それは独りよがり?
でも、そう言う方は自分でも和を保っていると思っているかも?
その辺がやっかいである。
この特に日本人が大切にいしている和というのは、
聖徳太子が憲法十七条の中で使ったのが最初のようです。
実は、この和というは昨日書きました五行・五蔵の調和に最も関係した
精神状態なのです。
日常生活において、この和が保てない人は、
実は五臓である肝臓・心臓・脾臓・肺臓・腎臓と言う、
体では最も重要な内臓のバランスが悪くなるのです。
当然病気は深くなっていきます。
和が保てなくて体をこわす事を、一般的にはストレスと言うようです。
しかし、この辺は東洋思想では非常に明快に説いています。
和と五臓のバランスです。
この和というのは、多分どの様な状態が和を保っている状態と言えるのか、
和の定義については中々各個人でとらえ方も違うと思います。
この人の和というは、何が和?
楽しくお笑しく過ごす事だけが和ではありません。
時には手厳しいのも和です。
その和について、次回くわしく書きます。
医学では体と和の関係も詳しくのべています。
株式会社 鍼灸・瑞宝院
http://unkiron.com
こんな時だからこそ大切な物。。。
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Posted by 一件落着 at 21:14│Comments(0)
│雑談
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