運気と縁と宇宙におまかせの健康術

今日は、看護師さんが数名治療にみえました。
そんな１人に、昭和５３年生まれの“C子さん３２才”が、
印象的でした。

C子さんは、夜勤の後は決まって、頭痛が酷いという。
半年前より、生理痛が激しく診察をうけると子宮内膜症という診断をうけている。

今日は頭痛と吐き気、腰痛・肩こりを何とかして欲しいと、
お友達の紹介で来院されました。

脈をみますと、確かに頭痛の脈である「弦脈・げんみゃく」が激しく打っていました。
更には熱の脈のである「実脈・じつみゃく」です。

これは痛みが激しい事はすぐにわかりました。

それで、持って生まれた体質をみてみました。

昭和５３年生まれは、体の中は戊（つちのえ）で、熱の現象、
体の各部分は、午年（うまとし）生まれですから、これも熱の起こしやすい体、
更に、感情面をみますと、四緑木星（しろくもくせい）で、
緊張と怒りっぽい性格、更にこれは筋肉や婦人科系、
特に卵巣などに変化の起こしやすい感情である。

熱での興奮と、筋肉の緊張しやすい体質である。

これらを見ますと、夜勤で体力が消耗した事によって、
神経が非常に高ぶって頭痛がでると判明。

さらに長い看護師生活で、婦人科まで負担がかかり、
子宮内膜症にかかってしまった事が歴然とわかりました。

それで、原因がはっきりしましたので、
先ずは苦痛である頭痛を取るために、
原因の「弦脈・げんみゃく」を取りました。

これは足首のツボに銀の極細の鍼で。ツボに接触して、
痛みの原因である「弦脈・げんみゃく」は取れました。
その後、頭痛がでると当然、肩こりがでますから、
それも銀の極細の鍼で。ツボに接触して完了。

痛みは楽になりました。

そうなんです、運氣論治療は「極細の銀の鍼でツボに接触させるだけの治療なのです」。
あかちゃんもOK。

今後は継続して治療する事によって内膜症も治っていく事を説明し、
納得された模様で、帰って行きました。

この方は、昭和５３年生まれですから、
本来は非常に積極的で、明るい性格ですが、

夜勤などで体力が落ちた時は、病気の方へも積極的に激しくでるのです。

生まれ持った体質というのは、本来はそこが丈夫で元気なのですが、
病気の時は逆にそこから、やられて行くのです。

これは全ての方に共通の事なんです。

自分の生まれ年は、自分の個性であると同時に、弱点にも成り得るのですね。

先ずは自分の「体・器」を知る事はとても大切な事なんです。
ですから同じ病気・症状でも生まれ年によって、
治療する季節・時間も違えば“治療法も違うのです”

病気の出発点がちがうと言う事になります。

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