運気と縁と宇宙におまかせの健康術

こんばんは。

冬にはいり１５日たちました。
そして明日もおおきな変わり目「小雪・しょうせつ」です。

もう、こんばん０時から変わり始めますので、
今日は何となく疲れていたという皆さんも多かったと
おもいます。

今日の患者さんは、１０年ぶりという方が数名いました。
よく覚えていてくれました。

そんな皆さんの共通の悩みは、
何故か「風邪の後遺症」です。

セキがでて出て止まらない。
喘息になってしまった。

腸閉塞で、今年に入り３回も入院しました。
などなど。。。

確か９月ごろのブログだったと思いますが
今年の風邪は今までに無い形の風邪というのを書きました。

どのように違うのか、ここ数日ですが研究していました。

３０年以上あった今までの風邪は、
風邪の時に一番やられる肺とかノドや気管支などの
一般的にいいます呼吸器がありますが、

それらを取り巻いてバランスを取っていてくれた
取り巻きの部分が弱くなって風邪を引いていました。

ですから、治療の方針も肺などの呼吸器を取り巻いている
部分を調整してやればよかったのです。

しかし、今年後半の風邪は全く違いますね。
それは、取り巻きを超えて肺などの呼吸器そのものが
完全に弱っているものがとても増えています。

軽い風邪はいままでと同じですが、
烈しい風邪や、慢性的でもう１ヶ月も治らない
抗生剤も点滴もだめという方急増ですね。

そういう方の治療は、
直接、肺と大腸の気を強化していきます。

この風邪で、肺などの本丸がやられて居るときは
大腸などの腸の調子がくずれます。
それを目安にするとよいでしょう。

大腸の症状を東洋医学の視点でみていきますと
当然、下痢や下腹部の痛みもありますが、
それ以外では、異常に手が疲れる。

手がしびれる。
特に右手です。

その中でも指にまでしびれ痛みのある人は
人差し指と親指にまできています。
更に肩こり、痔・鼻血や鼻づまりなど鼻の症状。

手や腕がやたらとガサガサ荒れている。

こんな症状がある人は、
今は風邪でなくても、風邪を引いた時に
慢性で重い風邪になっても不思議はありませんので、

そういう皆さんは、インフルエンザの予防接種などを受けて
更に体の諸症状を改善しておく必要がじゅうぶんありますよ。

ちなみに今まで風邪は、肝臓の元気が肺をガードしていました、
ですから疲労の臓器といわれる肝臓が疲れたときに
どうしても風邪を引いていましたので、

私たちも肝臓を元気にしてあげると風邪もなおっていたのです。

それでは今までの風邪は肝臓が取りででありました。
今年の風邪は大腸が取りでです。

その違いをこころの面からみてみますと、
肝臓が主体の今までの風邪は「積極性・挑戦のこころ」
これが落ちたときになってきます。
不安・緊張もはいります。

しかし、今年の風邪は大腸ということですから
心が「悲観的・善悪のけじめをつけすぎ」これが原因で
風邪をうけやすい門がひらきます。

ですから、悲観的というのは、愚痴もはいります。
整理整頓の下手な人。ですね。

ですから、ことしは愚痴の多い人には近づかない・・これです。
とうぜん自分も思わない・見ない・言わないです。

善悪のけじめをつけすぎの人は、
よく下痢をしたりお腹を壊しやすくなります。

こんな所から、風邪を注意し、
自分の風邪はどこに注意して、
もしすでにかかっている方は
どのような部分に目を向けて治療をうければ良いか
判断材料の参考にしてくださいね。

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