2010年10月28日
子宮筋腫にチャンスが・・・・・
さあ今日は“子宮筋腫”の患者さんのお話です。
昨年から今年にかけては、当院では非常におおいようです。
先ず一番多い症状は、過多月経と呼ばれるもので出血の量がとても多く、
更には生理痛がとても激しい方が多く、痛み止めではもうどうにも成らな~い
という方がとても多いですね。
そう成りますと、当然に貧血となりますので、血圧と体温は低くなります。
筋腫という塊ができますので排尿障害・便秘というのも多くなります。
腰痛も当然でてきます。過多な月経は貧血をおこしますので、めまいやだるさ、動悸(心臓がドキドキする)といった症状が出ます。
子宮の筋層内の筋腫は巨大になるという事になります。
しかし、此処まで到るまでには半数以上が“無症候性”で気がつかないものです。
日頃の検査は必要なのです。
この様な子宮筋腫を東洋医学的に分析してみますと、意外な事がわかってきます。
子宮の筋肉部分の巨大化は、実は肝臓の元気の高ぶりです。
しかし、その肝臓を適正に押さえてくれてバランスをとってくれているのが、
実は“肺の元気”なのです。
この肺の元気は、外では肩や背中、特に肩甲骨の間を支配しています。
ですから、一番多いのは事務職で常に肩こりに悩まされている方なんです。
残業が長く、更に肝臓が元気を与えている眼を異常に酷使している方が発症しやすいのです。
一日中パソコンに向かっている方は要注意なんです。
此処までが、筋腫が出来るまでのパターンです。此処までは自覚できない人も多いです。
次に更に進んで、今度は生理の時の大量の出血と生理痛が問題です。
その時点で「何か変だぞ」と気がつくのではないでしょうか?
これは、次に転化した証拠です。
先ほど、子宮の筋肉は肝臓の元気で、肺の元気が適度に押さえてバランスを取ってくれると
言いましたが、
実は、肝臓の元気も当然に、ある所の働きを適度に抑えてバランスを保っている所があります。
それが「ひ臓・すい臓」なのです。
この「ひ臓・すい臓」は以前にも紹介しましたが、
“体中の血液を統括”している臓器なのです。
つまり、肝臓の元気が高ぶり筋腫となって、その結果として、
「ひ臓・すい臓」の働きを異常に抑えてしまった結果、
血液の調整が上手く行かなくなり、大量出血になるのです。
その様な方の症状をみますと、胃の後ろの背中が非常に凝って苦しいと言います。
この子宮筋腫が当然病院で治療を受けますが、
痛み止めが効かない、出血が止まらない、手術まで2ヶ月先等という方が
非常に多くみえます。
当然この様な治療室に来られる皆さんは、手術待ちと言う方です。
その様な患者さんの治療目的は2通りです。
1.肝臓の元気の高ぶりでなる筋肉・筋腫を押さえるために、
肺の元気を高めて肝臓の元気の高ぶりを押さえ、筋腫そのものを小さくする治療。
2.出血を押さえて、貧血や冷えを止める目的で、
「ひ臓・すい臓」に元気をつけて肝臓の高ぶりからの異常な押さえ込みを防ぎます。
治療室こられる患者さんは殆どが、後者の方に8割のウエイトを置いて治療にあたります。
早い人では2~3回程度で、最初の出血は収まってきます。
当然体力虚弱な方は時間がかかりますが、止まってきます。
3.大量の出血が止まれば、生理痛は軽くなります。
大量の出血が止まり、生理痛は軽くなれば、
筋腫は小さくなっていきます。
今年は偶然なのか、昭和37年生まれの女性が多数おりました。
体の中は壬(みずのえ)で、熱気が高く、
体の外である肉体は寅(とら)でやはり熱気、それも湿度をともなっています。
自分の性格は二黒土星で、これも湿度で、具体的な場所としては、
二黒土星は婦人科を意味し、更に、ひ臓・すい臓とに関係しています。
つまり共通していることは、婦人科に炎症を持ちやすい体質で、
その引き金になっているのが、ストレスを胃に感じて食事は不摂生に成りやすい人。
ということです。
この皆さんは2から3ヶ月後に手術と言うことで、
いろいろの処置が為されていましたが、
それとは併用して、週に1~2回程度治療をしましたら、
なんと3ヶ月後には半分の大きさ。
医師も手術を再考中という事。
今回の治療では、ひ臓・すい臓の元気を徹底的につけた結果ですし、
今後も継続します。
とにかく胃の後ろの凝りと苦しさを徹底的に取ればよいのです。
遠方の方は家できる、お灸も指導する人もいます。
膈兪(かくゆ)・肝兪(かんゆ)・脾兪(ひゆ)のツボは劇的に効きます。
(11月7日までの土用は肝兪(かんゆ)はつかえませんので注意)
しかし、11月7日(立冬)の冬に入ると、
以上のツボは「直接つかえなくなります」ので、
間接的にそこへ効果が出るように「他のツボを返して作用させなければなりません」。
ですから、今現在子宮筋腫などで出血や痛みの激しい方は、
早めに相談してください。直接治療できます。
昨年から今年にかけては、当院では非常におおいようです。
先ず一番多い症状は、過多月経と呼ばれるもので出血の量がとても多く、
更には生理痛がとても激しい方が多く、痛み止めではもうどうにも成らな~い
という方がとても多いですね。
そう成りますと、当然に貧血となりますので、血圧と体温は低くなります。
筋腫という塊ができますので排尿障害・便秘というのも多くなります。
腰痛も当然でてきます。過多な月経は貧血をおこしますので、めまいやだるさ、動悸(心臓がドキドキする)といった症状が出ます。
子宮の筋層内の筋腫は巨大になるという事になります。
しかし、此処まで到るまでには半数以上が“無症候性”で気がつかないものです。
日頃の検査は必要なのです。
この様な子宮筋腫を東洋医学的に分析してみますと、意外な事がわかってきます。
子宮の筋肉部分の巨大化は、実は肝臓の元気の高ぶりです。
しかし、その肝臓を適正に押さえてくれてバランスをとってくれているのが、
実は“肺の元気”なのです。
この肺の元気は、外では肩や背中、特に肩甲骨の間を支配しています。
ですから、一番多いのは事務職で常に肩こりに悩まされている方なんです。
残業が長く、更に肝臓が元気を与えている眼を異常に酷使している方が発症しやすいのです。
一日中パソコンに向かっている方は要注意なんです。
此処までが、筋腫が出来るまでのパターンです。此処までは自覚できない人も多いです。
次に更に進んで、今度は生理の時の大量の出血と生理痛が問題です。
その時点で「何か変だぞ」と気がつくのではないでしょうか?
これは、次に転化した証拠です。
先ほど、子宮の筋肉は肝臓の元気で、肺の元気が適度に押さえてバランスを取ってくれると
言いましたが、
実は、肝臓の元気も当然に、ある所の働きを適度に抑えてバランスを保っている所があります。
それが「ひ臓・すい臓」なのです。
この「ひ臓・すい臓」は以前にも紹介しましたが、
“体中の血液を統括”している臓器なのです。
つまり、肝臓の元気が高ぶり筋腫となって、その結果として、
「ひ臓・すい臓」の働きを異常に抑えてしまった結果、
血液の調整が上手く行かなくなり、大量出血になるのです。
その様な方の症状をみますと、胃の後ろの背中が非常に凝って苦しいと言います。
この子宮筋腫が当然病院で治療を受けますが、
痛み止めが効かない、出血が止まらない、手術まで2ヶ月先等という方が
非常に多くみえます。
当然この様な治療室に来られる皆さんは、手術待ちと言う方です。
その様な患者さんの治療目的は2通りです。
1.肝臓の元気の高ぶりでなる筋肉・筋腫を押さえるために、
肺の元気を高めて肝臓の元気の高ぶりを押さえ、筋腫そのものを小さくする治療。
2.出血を押さえて、貧血や冷えを止める目的で、
「ひ臓・すい臓」に元気をつけて肝臓の高ぶりからの異常な押さえ込みを防ぎます。
治療室こられる患者さんは殆どが、後者の方に8割のウエイトを置いて治療にあたります。
早い人では2~3回程度で、最初の出血は収まってきます。
当然体力虚弱な方は時間がかかりますが、止まってきます。
3.大量の出血が止まれば、生理痛は軽くなります。
大量の出血が止まり、生理痛は軽くなれば、
筋腫は小さくなっていきます。
今年は偶然なのか、昭和37年生まれの女性が多数おりました。
体の中は壬(みずのえ)で、熱気が高く、
体の外である肉体は寅(とら)でやはり熱気、それも湿度をともなっています。
自分の性格は二黒土星で、これも湿度で、具体的な場所としては、
二黒土星は婦人科を意味し、更に、ひ臓・すい臓とに関係しています。
つまり共通していることは、婦人科に炎症を持ちやすい体質で、
その引き金になっているのが、ストレスを胃に感じて食事は不摂生に成りやすい人。
ということです。
この皆さんは2から3ヶ月後に手術と言うことで、
いろいろの処置が為されていましたが、
それとは併用して、週に1~2回程度治療をしましたら、
なんと3ヶ月後には半分の大きさ。
医師も手術を再考中という事。
今回の治療では、ひ臓・すい臓の元気を徹底的につけた結果ですし、
今後も継続します。
とにかく胃の後ろの凝りと苦しさを徹底的に取ればよいのです。
遠方の方は家できる、お灸も指導する人もいます。
膈兪(かくゆ)・肝兪(かんゆ)・脾兪(ひゆ)のツボは劇的に効きます。
(11月7日までの土用は肝兪(かんゆ)はつかえませんので注意)
しかし、11月7日(立冬)の冬に入ると、
以上のツボは「直接つかえなくなります」ので、
間接的にそこへ効果が出るように「他のツボを返して作用させなければなりません」。
ですから、今現在子宮筋腫などで出血や痛みの激しい方は、
早めに相談してください。直接治療できます。