2012年02月12日
■ トマトを集めてはやし最上川。。
今日は好きな松尾芭蕉の俳句を読んで、
想いにふけっていました。
それで、芭蕉の句をもじってのタイトルでした。
ドキ!丸ごと!トマトだらけの2日間。。。
と言うちょっと太めのみなさんも多かったのではないでしょうか?
テレビでトマトがダイエットに効果大~とやっていましたね。
しかし「マウス実験」の段階ですね。
たぶん、みなさんの周りのお店先からトマトが無くなっていたのでは。。。
トマト。。。確かに痩せます。これは昔からお墨付きです。
しかし、大事なことがあります。
トマトの本来の性質は「夏の食品」です。
夏は自然界も川の流れも旺盛になり、
栄養もどんどん消費してすべての働きは最高潮になります。
まわりの草も木も畑でできるものも土の栄養や水や光など
どんどん使って成長していきます。
ですから夏は多少多く食べても消費されて太らないのです。
トマトはそれとおなじで、とても栄養を消費してくれますので
ダイエットに効果があるのです。
とくにトマトは代表作で、次いでキュウリなどです。
適度に取るぶんには良いのですが、
紹介の内容は確か「トマト2個ずつ、それを3食に?」と
言っていましたよね?
しかし大きな落とし穴が。。。。
夏野菜や夏に取れるものは、
夏は外は暑いので体の中を冷やすようにできています。
つまり「冷やす」という効果がメインになります。
これは、冷え性で疲れやすい現代人は、
ますます冷え性に成り、お腹がこわれます。
トイレと縁が切れなくなります。
ましてや、今は春といえども外はとても寒い時期です。
外も体の中も冷やしてしまい健康をそこねます。
確かに痩せますが健康で痩せると言うことには成りません。
病気で痩せるということになってしまいます。
このニュースを聞いて、
あああ、すぐにやりそうな人の顔が思い浮かびました。
それで今日はトマトの話となりました。
ただ、熱を通して煮込んだりと言うトマト料理は
相当に冷えの部分はふせげます。
いつも思うのですが、確かに効果はありますが、
一つの物を多量に連続して取ることは、
どんな効果があっても体に負担になります。
私のところへ治療にみえている皆さんには、
この方法は長い目でみて良くありませんのでしないように。
(みていない皆さんは、各自の体質がわかりませんので主治医にたずねてください)
なんでも適量ですね。
JRで隣向かいに座った熟年おばさんが大声でトマトの話をしていましたよ。
あれだけしゃべっても痩せないのですね。
「ああ、そうか・・・あれだけ不満ばかり言っていれば、
血の流れも渋滞して太るはずか・・・」
株式会社 鍼灸・瑞宝院
http://unkiron.com
Posted by 一件落着 at 17:03│Comments(0)
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