2012年04月13日
本当の鍼灸師に成れる人は最初から決まっている!
こんばんは。
とても暖かになり春らしくなってきました。
昨日は、明確な目標のあいまいな人は、
どうしても何をやっても志が弱く成るお話をしました。
その志の原動力が中では腎臓の元気、
外の下では足腰、外の上では耳と脳の元気となっていきます。
更に今日はお話を進ませますと、
この目標が設定できるぐらいに志の強い人というのは・・・・
それは、人を慈しみ愛する気持ちが内から沸いてきます。
これが自然界では冬の雪がとけて川となって流れる水と同じです。
医学では、これが経絡というやつです。
経絡とは内の内蔵と外の肉体をつないでいるルートです。
春の川の水の流れの様に人を慈しみ愛する気持ちが内から沸いてくるのです。
特に春はつよくでます。
と言うことは、今の春に人に優しくない人って、
大抵はまわりの人の性にしますが、
実は自分の人生の目標があいまいなだけ????
確かにそれはいえるのです。
私達の鍼灸の世界は、眼に障害のある皆さんも沢山います。
そんな中で、沢山の研究会に参加していますが、
本当に良くその皆さんにお世話をしている方をみます。
「この子は伸びるな」と何時も思ってかえってきますが、
それは、鍼の効果にも顕著に表れてきます。
体というのは、
外の体→経絡→五臓六腑の順で中へ向かって深くなっていきます。
外の体の段階では「神経痛とか肩がこったとか、膝が痛い」と言う程度、
経絡では、少し重くなってきた段階。
更に一番深い五臓六腑の段階の病気になると、
内臓の病気や精神疾患、癌などの難病につながっていきます。
この人を慈しみ愛し奉仕する気持ちというのは、
腎臓にたまり、川に相当する経絡にながれて奉仕活動が旺盛となるのです。
ですから、人を慈しみ愛し奉仕する気持ちの弱い人、
無い人というのは、鍼を練習していても一番深い五臓六腑の元気が
全くでて来ないのです。同じ波長に成らないのです。
一番深い五臓六腑の元気が脈にでてこないのです。
理論と実技の形は覚えれても心が入らない為に、
一番深い五臓六腑の気を補えないのです。
重い病気が治せなくなるのです。
その点で、いつもとても良く見ている事は、
人の事をどれだけ助けて上げている人?
と言うのを一番に私はみています。
と言うか、それしか見ていませんね。
この気持ちさえあれば、学問と技術は半分以上できたと同じです。
あとは経験をつむだけ。。
物事には前提があり、その前提は人の器となります。
本当に良くお世話を自然にしている方をみていつも感じます。
それは凄い後継者を育てたいと言う気持ちからですね。
株式会社 鍼灸・瑞宝院
http://unkiron.com
Posted by 一件落着 at 22:15│Comments(0)
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